秋田で ASOBO (あそぼ)

払田柵跡

美郷町から大曲方面に向かって走っていると、広い草原と小高い丘が見えてきます。
それが、太古の歴史と謎に包まれた史跡「払田柵」です。

復元された外柵南門をくぐると、草原の中に道すがらゆるやかに蛇行した小川が流れます。
道を進み支柱が立ち並ぶ石段を登ると、丘の上には背の高い木々と緑が広がり、太古の時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
丘の上では、頬を撫でる心地よい風を感じる事ができるでしょう。古の歴史ロマンを感じながら散策するのも、また一興です。

「払田柵」は平安時代の初め頃に、国がこの辺り一体の統一をするために造った、役所や軍事施設のあったのではないか?と言われている遺跡です。
実際のところ、古文書などには詳しい事が書かれてないために、歴史上の名称が未だ謎のまま「払田柵」と呼ばれているらしいです。
詳しい事は無料で利用できる総合案内所の映像で見る事ができますので、散策の後に寄ってみましょう。

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