秋田で ASOBO (あそぼ)

田沢湖

青々とした湖面は、訪れるたびに翡翠色から藍色まで様々な表情を見せる「田沢湖」
最大深度は423.4メートルの日本で最も深い湖で、日本百景にも選ばれるなど秋田県を代表する景勝地です。

この深さは東京タワー(高さ333メートル)ならすっぽり全部、東京スカイツリーなら第2展望台(高さ470メートル)まで入ってしまうほどです。

抱返り渓谷の所にも書きましたが、当サイトではレンズに偏光フィルターは装着していますが、基本的に写真の加工はしていません。
それなのに田沢湖は(天気にもよりますが)この驚くほど鮮やかな青色に映るんです。実際に自分の目で強い藍色に染まった湖面を見たときは驚きました。

田沢湖の水が青いのにはちょっと悲しい理由があって、戦時中に酸性の玉川の水を引き入れダムとして使っていたために、クニマスをはじめ「死の湖」と呼ばれるほど生物が死滅してしまったそうです。

その後、石灰による中和処理施設を建設して水質は元に戻りつつあるものの、玉川の水に含まれているアルミニウムが青い光を拡散してしまうので、このような神秘的な色になるそうです。

田沢湖の観光と言えば、不老不死を願い竜になった「たつこ像」が有名です。
他にも湖畔を周回するコース上にはキャンプ場やハーブ園、レストハウスやスワンボートに乗ることができる湖水浴場などがあり、休日には多くの観光客で賑わっています。
他にも湖の北岸には辰子が竜になるきっかけとなった場所に「御座石神社」が建てられています。
(こちらは全て個別の項目として登録予定です)

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